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【設立支援事例(安田古瓦リサイクル協同組合)】

安田古瓦リサイクル協同組合

~古瓦の処理に苦しむ企業が結集し共同設置~

<設立の経緯>
 環境関連法令による規制強化などで産業廃棄物としての処理が個々の事業者では難しくなってきたことを背景に、廃瓦を協同で処理することを目的に協同組合を設立しました(H15)。事業に必要なリサイクル施設は約3000万円であったため、中小零細企業にとってはとても高価なものでしたが、組合に加入する各社からの出資に加え、安田町からの補助金を受けられたこともあり、設置することができました。


<事業内容>
 個々の事業者で出た廃瓦を中間処理し、敷石(ガラッコ、安田瓦チップ)として新たに生まれ変わらせ販売しています。県内には中間処理施設が20弱程度ありますが、組合に加入している事業者に対しては最低限の手数料だけいただくこととしているため、外注と比べ格安で中間処理を受けることが可能です。その結果、事業者のコスト削減に貢献しています。

<組合を設立してよかったこと>
・個社では購入できない大型設備の導入!
・補助金を受けられた!