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【設立支援事例(テクニカルグループ協同組合)】

テクニカルグループ協同組合

~一気通貫の製造システムの構築により受注業務の拡大!~

<設立の経緯>
 昨今の縫製業界は、新型コロナウイルスの影響で業界全体での景況感が下振れているというのが現状です。国内においても、事業主の高齢化や海外生産による仕事量の激減、後継者不在の工場の増加等を要因として、廃業する工場が増加しています。そこで、お互いの技術や情報及び蓄積したノウハウを適正に共有しながら、衣料品の共同受注、衣料品に関する副資材の共同購買事業を通じて 経営の共有化と合理化を図り、組合員の経済的地位の向上を図ることを目的に協同組合を設立しました。


<事業内容>
 外衣・シャツ等の製造について各組合員の取引先の一部も含めた受注量の総まとめをする事で今まで設備、技術、資金等の関係で逃していた受注の取り込みを行い、安定した生産を目指します。また、発注元であるアパレルメーカーもメンバーにすることで一気通貫の製造システムが構築できます。その他、受発注等も含めた事務処理業務の業務を受託することで、組合員の事務負担を軽減させることを目指します。