村上堆朱事業協同組合 村上堆朱の沿革 - 村上堆朱事業協同組合
今に伝える村上木彫堆朱。

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村上堆朱の沿革


今に伝える村上木彫堆朱

村上は古い城下町です。村上地方の漆枝は今から600年前、京都から寺院建築に来た漆工が始めたと伝えられています。その後、慶長(約380年前)以来、歴代藩主は、これを奨励し、寛文年間(約320年前)には漆奉行が設置され、漆樹栽培が一段と活発になりました。

亨保年間(約260年前)には現在の木彫堆朱・堆黒が生産され、文政の頃には江戸詰の村上藩士、頓宮次郎兵衛は堆朱彫の名工、東谷について彫刻を学び、次いで沢村吉四郎にも学び、堆朱彫は藩内に広められて漆塗の技と共に次第に進歩発達して、名工有磯周斎が輩出しております。

周斎は本堆朱の他に存星(中国の漆芸の一技法で、わが国では四国高松市で作られている)も研究し、或は中国風の図案に写生を加味して品位の向上を図り、或は鎌倉彫の彫法を取捨して改良するなど技術の進歩をなして、今日の村上木彫堆朱の基礎を築きました。

その後、村上堆朱業界に幾多の変遷はありましたが落ちついた高雅な持味は変わることなく愛好者を満足させ乍ら、時代の感覚にマッチした製品の製作に日夜励んでおります。

日本漆工協会編 「漆器産地の沿革と現況」
沢口悟一 著 「日本漆工の研究」より








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