新規米粉普及の必要性
今私たち日本ではあらゆるモノが豊富となり、食品の分野ではいつでも誰もが不自由無く
飽食出来る世の中となり、これを私たちの多くが当たり前の様に思い込んでいます。
しかしながら現在我が国の食料自給率はカロリーベースで39%/穀物自給率では27%と
世界最低水準です。
これは外国に食料があり、日本にそれを買うお金があって初めて成立する構図です。
ところが21世紀に入り地球規模では人口増大/農産物拡大生産の限界/砂漠化〜
耕作地減少のほか、温暖化〜異常気象/国際紛争等に加え、エネルギー需要も加わり、
確実に世界的な食料不足になると言われています。
特に最近、地球全体で温暖化の影響とみられる大洪水/台風等の異常気象が
各地で頻発しており、加えて新しいウィルス菌の発生など、
これ等の現象は専門家の予測を遥かに超えて急速化しています。
食料自給率40%ということは、60%を海外に依存していることで、
農産物が輸入される過程で
遠隔地からの輸送に費やすエネルギー(有限であり再生産不可能)の浪費に加えて、
なによりも二酸化炭素の排出などで地球環境を悪化させているのです。
<フードマイレージ>
食料を輸入に頼っている事に多くの人達(約90%)が不安を感じており、
最近のコメ余り現象をもって
『日本の食糧は万全』と考えるのは、あまりにも近視眼的であり、
長期的な視野でコメ問題・食糧問題を
国民運動として盛りあげ、不測時の食料安全保障の確立が急務です。
幸いにも近年、加工性に優れたコメの粉が開発され、
コメの粉だけでパンやラーメン、うどん、パスタ等がつくれるようになり、
加えて従来小麦粉でしか作れないと思い込んでいたケーキ等の
洋菓子やグラタン迄もが作れるようになり、コメが小麦に代わり得る食品原料となりました。
元来コメは小麦に比べて10アール当たりの収量が多いうえに連作障害という
厄介なものも無く、狭い日本の自然条件に最も適した作物なのです。
そのうえ栄養素にも大変恵まれている食材でもあります。
地球規模での食料不足が予測され、国民の大多数が食料供給に不安を抱き始めた今、
従来の既成概念であるコメ=ご飯中心の粒食文化に加え、
新規米粉の活用・普及〜拡大によってコメの粉食文化を確立し、
日本の食料自給率の向上を目指し、
次世代を担う子供達に日本の「食料主権」を大切な
共有財産として残すと共に、
コメが粉として用途拡大された事で、世界に共通する食糧として小麦と共に
地球規模での食料不足時代に大きく貢献していく事が大切です。